Loading…

スポンサーサイト

Posted by きーこしょ on --.-- スポンサー広告
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

受け身の音楽

Posted by きーこしょ on 06.2011 レッスン・パフォーマンス   0 comments   0 trackback
最近、パフォーマンス機会が増えてきて、最近なんとなく感じてたことが、言語化できました。

アメリカ人のする音楽は、なんか受け身が多い かも???

たとえば、ひとつのアンサンブルのなかに、どんなに人数がいても、音楽というのはその物理性(リズム)やハーモニーをもってすれば、そのアンサンブルを一つの音楽を奏でるための、一体のものにしてしまう力がある。

私は吹奏楽出身なので、その力も、それを実現するための苦労も経験したけど、やっぱり、事前にリハーサルで、ここでこういう唄い方をして、ここでは……っていう打ち合わせをしておけば、本番では指揮者なしでも50人以上のバンドが一つになることができる。

あと、今いるジャズアンサンブルなんかは、超然うまいドラマーがいるし、それぞれバラバラの役割を持ちつつ、みんなでグルーブ感を共有できてるから、難なくひとつの音楽を作ることができる。



だけど、今まで、アメリカの歌い手さんとかフルーティストとかを伴奏したり、最近もいくつか伴奏してるんだけど、(日本人は伴奏したことないからわからないけど)、こっちの人って、ソロイストのなかにinner music(思い描く目的とする音楽)がなくて、伴奏者としても合わせづらいというか、絡みづらかったりする。

もちろん、プロではないから、難しいパッセージのところでテンポが落ちてしまうこともあるんだけど、
それ以前に、”ここではこういう風にしたい”っていう主張がよくわからないときがある。
それは、唄い方であったり、テンポ感であったり、アーティキュレーションであったり、音楽の物理的エネルギーの方向性であったり……

ソロイストのなかにそういうinner musicが流れてたら、それが拠り所となって、私がそれに着いて行ったり絡んで行ったりして、いいアンサンブルができるんだけど、
そのinner musicそのものがないと、こっちはリードのない犬みたいにどこにでも行けちゃうし、アンサンブルなんてできない。



今日のレッスン中、この話を先生としてたんだけど、

先生は、「これはアメリカ人の音楽のミステリーなんだけど…」って前置きをして、
アメリカ人は、なぜかそういうinner musicが出来上がらないままパフォーマンスすることが、よくあると言っていました。

「音楽の受け身性(passiveness)」っていう言葉を使っていました。

表現者であるはずの演奏者のなかに、表現するものが定まっていなくて、能動的に表出していくことができない。




直接的な原因はよくわからないけど、
とりあえず、練習の性質とか、文化的なものに原因があるのかな?って話をしました。


うちの学校の練習を聞いてると、基礎練とかしないで曲弾き始めるし、メトロノーム使って練習しないし、”練習”なのに、弾けないパッセージもそのままごまかしつつ、ただただ繰り返し曲を弾いてる人が多い。
一般にテンポを気にしたり、細かいところを気にしたような「きちっと」した練習をあまりしないように思う。なんか文化的な特徴を表してる気がする。(すみません…笑)

逆に、日本人は、「きちっと」しすぎてるからなのか、コンクールでもメトロノームのような弾き方をするとかってよく言うよね。
(私はそうは思わないんだけど、まぁ、「きちっと」してる日本人の文化・性格を表現するのに都合のいい文句だから、よく使われるのかなwww)


でも、(日本人の私としては)芸術的な音楽って、まずはメトロノームテンポ・忠実な音楽を演奏できることをまず最初の目的にして、そのあと、揺らぎとか表現を付け加えていく作業だと思うから、
その「きちっと」した音楽をまず作り上げる段階を踏まないから、アメリカ人のなかにinner musicが生まれななくて、すごくpassiveな音楽になったりするのかな???


門戸が広いうちの大学では特に、intensiveな音楽教育を受けてこなくても、音楽を専攻することができるから、こういう傾向が強かったりするのかな。


うむむむむむ…………


それにしても、コミュニケーションや教育では発信型のアメリカが、なんで音楽になると、おとなしくなっちゃうんだろうね。

ミステリー!!!








 にほんブログ村 健康ブログ 音楽療法へ  


  Related Posts


  • password
  • 管理者にだけ表示を許可する

trackbackURL:http://keikoshiokawa.blog113.fc2.com/tb.php/139-6778ddb1

WELCOME!

BLOG RANKING

ランキング参加中です
にほんブログ村 健康ブログ 音楽療法へ      (現在 位)
   (現在 位)
よろしければ ぽちり とお願いします♪

RECENT POSTS

ABOUT

きーこしょ

Author:きーこしょ
Marylhurst大学,音楽学部音楽療法学科にて4年間のコースワークを修了。現在、有限会社Earthtones Music Therapy Serviceにて音楽療法インターン中。

将来的に脳科学に根拠をもとめた音楽療法を専門としたいと思って、アメリカの4年制大学に留学し音楽療法を専攻しています。

このブログでは、実習の様子や、授業の内容など、アメリカでの音楽療法士育成の現場を、生徒の目線から、留学生の目線から、お伝えしていきます。

このブログが音楽療法に興味のある方、留学を考えている方などのお役に立てれば光栄です。

CALENDAR

05 | 2017/06 | 07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。