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2回目のArticle Analysis[論文分析]

Posted by きーこしょ on 19.2011 実習 セミナー・セッション   0 comments   0 trackback
しばらく更新が滞ってたんだけど、きょう時間ができたので、ばばばーとまとめて更新させてください。

コンスタントに更新できなくてすみませんっ


今学期2回目の、Article Analysis[論文分析]の宿題がありましたっ

実習で担当させてもらってるクライアントさんの持つ障害に関連する論文を読んで・分析してまとめるというものです。

今回選んだ論文は、この前の論文漁りで見つけたこれっ

「脳損傷リハビリにおける音楽療法:成果を追及することに影響されている私たちの臨床は、どの範囲までなのだろうか」

Magee, W. (1999). Music therapy within brain injury rehabilitation: to what extent is our clinical practice influenced by the search for outcomes? Music Therapy Perspectives, 17, 20-26.
タイトル見てもよくわからないよね笑。訳すの下手でごめんなさいwww

各分野の専門家が関わる必要があるせいで、かなり高額な費用がかかる脳損傷のリハビリでは特に、リハビリに関わった専門家は、その介入の価値を定めるために、その介入の成果をわかりやすく測定できる方法で示す必要があります。

そういった事情を踏まえて、この論文では、2人のクライアントさんのケースを比べています。

交通事故で外傷性脳損傷を負ったクライアントさんが、音楽療法を通して徐々に言葉を取り戻していって、その成果は測定しやすく、音楽療法が彼のためには欠かせないリハビリだということが証明しやすいケース。

もうひとつのケースは、無酸素脳症を負ったクライアントさんで、本来は言葉の向上を目指してた音楽療法がその目標は果たせなかったものの、言語障害や動揺してしまってコントロールがきかなくなるという後遺症のせいで、人との交流が難しくなっていた彼にとって、音楽療法のなかで声で即興をすることで、人との交流の質を向上させる結果になったというケース。この成果は測定しにくいものだけど、大きな意味のあることです。




音楽というのは、歌ひとつ唄うにしても、脳のいろんな機能が調和して一緒に働いて実現されるもので、それを逆手にとって、音楽を言語障害のリハビリに使うのはとっても有益なことだし、こういうリハビリは語数が増えたとか、声の質が向上したとか、比較的成果が測りやすい。


でも、音楽療法って、音楽という、人間性を持った人間が作り上げた文化そのものを、療法のツールにしているが故に、人間性を一定の尺度で測ることができないように、音楽療法の成果、特にクライアントさんの感情面でも音楽療法役割は、ほぼ測定不可能できないものが多い。だけど、それこそが音楽療法の価値でもあるんだよね。

この点で、この論文の著者のWendy Mageeさんは、音楽は"個"にたどり着ける媒体だと言っています。
"The potency of music as a medium for therapy is the extent to which it is able to reach individuals"(p.26)




成果を数字で示していかないといけない医療制度のなかで、そういった機能向上以外にも価値を持った音楽療法はどうやってその地位を確立していけばいいんだろう。
この論文では、その答えは出てないんだけど、みんなで考えていかないといけない問題だよね。うむむむーっ


アートセラピーとか、ダンスセラピーもこういう問題を抱えてると思うんだけど、どうやってるんだろう???





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Author:きーこしょ
Marylhurst大学,音楽学部音楽療法学科にて4年間のコースワークを修了。現在、有限会社Earthtones Music Therapy Serviceにて音楽療法インターン中。

将来的に脳科学に根拠をもとめた音楽療法を専門としたいと思って、アメリカの4年制大学に留学し音楽療法を専攻しています。

このブログでは、実習の様子や、授業の内容など、アメリカでの音楽療法士育成の現場を、生徒の目線から、留学生の目線から、お伝えしていきます。

このブログが音楽療法に興味のある方、留学を考えている方などのお役に立てれば光栄です。

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