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"Medical" Music Therapy

Posted by きーこしょ on 05.2012 音楽療法専科   0 comments   0 trackback
成人を対象とした音楽療法の理論や実践を勉強している、Music Therapy with Adultsのクラス。


来週、中間テストです(((( ;゚Д゚)))

範囲は、この4週間で勉強した、"Medical"エリアと脳神経リハビリ。


ライティングを重視したMarylhurstでは、中間とか期末テストが10ページのリサーチペーパー!とかっていうことが多いんだけど、今回はがっつりマッチングや選択肢形式のテストだそうです。こういう暗記型の勉強するのは解剖学の授業以来!!

ま、日本で育ったから、そういう勉強のほうが身に染みついてるんだけどね
詰め込み型教育の国の本領を発揮してしまえぞーーーー


コロラド州立でマスターをとった先生なのでNMTの話をたくさん聞きたかったけど、脳神経リハビリは少ししか時間割かなくて残念っ

でも、先生は、いまは自分はNMTよりも、"medical"と呼ぶ分野の音楽療法を専門にしていると言っていました。

その"Medical" Music Theraoyの授業は、「へー!」「ほー!」「はー!!!!」の連続でしたっ



Medical Music Therapy for Adults in Hospital Settings
Using Music to Support Medical Interventions

Edited by Deanna Hanson-Abromeit & Cynthia Colwell


「病院での成人を対象とした医療的音楽療法 医療的介入のサポートに音楽を使って」
(※Medical Music Therapyの浸透している日本語訳が見つからなかったので、私個人で「医療的音楽療法」と訳しました)

この教科書は、
成人の発達過程や、Medical Music Therapyの導入や定義・理論を、第1部で紹介したあと、

第2部では、音楽療法士がする書類業務や、アセスメント、音楽療法介入のゴールの設定、感染予防に至るまで、Medical Music Therapyの一通りの過程・留意事項を紹介しています。また、産科、ICU、癌患者さんのケアについては、個別に章に分けて説明しています。


一般的にMedical Music Therapyで狙えるゴールは、

-痛みに対する感覚の鈍化
-不安の軽減 気分の改善 鬱の軽減
-リハビリへのモチベーション改善
-QOLの向上
-血圧、呼吸速度、心拍、酸素飽和度などの向上

などだそうです(p.187)。


たとえばPain Control(疼痛コントロール)に使われる手法に以下のようなものがあるそうです。

The Gate Control Theory(p.188)は、脳が受信している"痛い"という信号に、競うように他の信号を送ると、脳は痛み信号の受信をブロックできるという("Gate"門のように閉めだす)メカニズムを元にしています。
この理論を音楽に応用して、音楽療法士が生演奏を通して聴覚的・視覚的・触覚的に心地よい刺激を送ることで、患者さんがそういったポジティブな刺激だけに集中して、痛むを受信する通り道をブロックすることができるそうです。

The iso principle(p.189)は、音楽的要素(リズム、音量、アーティキュレイションなど)をまず現在の痛みの感覚をマッチさせるところから始め、徐々にその音楽的要素を変化させることで、それと対になった痛みの感覚も変化させていくという手法だそうです。

他にも確立されている方法がいろいろあるみたい(p.119-121)。


他にも、
音楽療法の実践レベル(p.128-129)、
認定資格を持っている音楽療法士が行うMedical Music Therapyと、音楽療法士じゃなくても実践できる"Functional Music"(機能的音楽)の違い(p.110-111)もおもしろかった。

ここで紹介したいけど紹介しきれない、「へー!」「ほー!」「はー!!!」な内容がこの本には詰まっています。


教えてくれてる先生も実は、この本の著者のなかの1人で、病院勤務の経験が長い先生んだんけど、授業中は先生の体験談を随所でちりばめてくれるので、今まで名前も知らなかったMedical Music Therapyという分野の効果をより一層理解できて、感銘を受けます。

私は不勉強で、今まで医療現場に介入できる音楽療法は、精神的なサポートか脳神経リハビリだけだと思っていたけど、心か体ではなくて、その両方をも包括する分野がちゃんと確立されてるんだね~


日本にいるうちの家族は、半分が医療関係者っていうこともあるのか、やっぱり将来は医療的な音楽療法を目指したいというのは、昔からの希望です。そんなところで、今回Medical Music Therapyという分野を知ることができて、夢をよりはっきり描くことができるようになったかも~~




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きーこしょ

Author:きーこしょ
Marylhurst大学,音楽学部音楽療法学科にて4年間のコースワークを修了。現在、有限会社Earthtones Music Therapy Serviceにて音楽療法インターン中。

将来的に脳科学に根拠をもとめた音楽療法を専門としたいと思って、アメリカの4年制大学に留学し音楽療法を専攻しています。

このブログでは、実習の様子や、授業の内容など、アメリカでの音楽療法士育成の現場を、生徒の目線から、留学生の目線から、お伝えしていきます。

このブログが音楽療法に興味のある方、留学を考えている方などのお役に立てれば光栄です。

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