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療法としての音楽即興

Posted by きーこしょ on 09.2013 音楽療法専科   0 comments   0 trackback
時が経つのは早いものです。もうweek9終わった!!
あと2週間でこの2013Winterタームも終わりです。やっほほー♪


Clinical Improvisationのクラスも残すところあと1回になりました。

正直言うとちょっと物足りなかったなー!

もう少しBrusica先生のIAPsのこととか、分析的音楽療法の基本的なこととかを勉強したかったけど、いろんな楽器をprimary instrumentとしている音楽療法学科生がいるので、とりあえずは即興でよく使うピアノに慣れること、ピアノとギターで教会旋法とブルースを使った即興を伴奏できるようになるためのクラスでした。

でも、よく考えたら、私はほんとにピアノでジャズアンサンブルに入っててラッキーだったなと思う。私にとっては毎日即興するのが当たり前だけど、2年前の私みたいに楽譜に沿って音楽を組み立てることだけをやってきてる生徒には、即興をするってこと自体が未知の世界だし、それを自分の音楽療法に取り入れるなんてことも、果てしないことだもんね。先生もよく考えて授業組み立ててくれてるんだな。


IAPs.jpg  即興諸理論  分析音楽療法

2単位の授業で、即興のための技術も理論も学ぼうっていうのは、不可能なのかもーっ。そこは大学院で特化して勉強するものなのかもね。


でも、宿題として自分で選んだ読んだケーススタディからは、療法としての即興の、いろんな可能性を感じました。

まずは、精神療法としての即興的音楽療法

前もって作ってある音楽を演奏するのではなくて、とりあえず"なんでも"していい即興中に、溢れ出てくる音楽的な要素(リズムのパターンとか、音の選び方とか、調とか)をてがかりにして、クライアントさんの内なる世界にアクセスしてその世界を理解したり、変容をもたらそうとする療法。

その解釈の仕方とか療法的介入の方法に、さっきのIAPsとか分析的音楽療法といったものがあります。

言葉では語れない、自分でもよく分かってない、潜在意識にアクセスしていくんだから、すごいよね。でも、音楽と心理学に深い深い知識が必要だよね。やばい深い。


「音楽から療法的関係性へ:気分変調性障害を持つ音楽愛好家との精神力動的音楽精神療法」
Nolan, P. (2003). Through music to therapeutic attachment: Psychodynamic music psychotherapy with a musician with dysthymic disorder. In S. Hadley. (Ed.), Psychodynamic Music Therapy: Case Studies (pp.319-338). Gilsum, NH: Barcelona Publishers.


「音楽療法学生との精神力動的即興療法」
Scheiby, B. B. (1991). Mia’s fourteenth – the symphony of fate: Psychodynamic improvisation therapy with a music therapy student in training. In Bruscia, K., Case studies in music therapy (272-290). Gilsum, NH: Barcelona Publishers.




もうひとつは、社会的交流としての即興的音楽療法

音楽がない場では人との交流が持てないけど、即興演奏を通して初めて関わりを持てたり、即興演奏を「社会システムのミニチュア」(Ruud,1998,p.149)として、弾く順番を待ったり・相手のためのリズムを調節したりという、即興演奏中に求められる気配りみたいなものを、"social skills"(人との関わりで必要な技術)を学ぶために応用したりする。

これは個人的に興味あるーーーもっと勉強したい!

「4歳の視覚障害を持つ子どもとの即興的音楽療法」
Salas, J., & Gonzalez, D. (1991). Like singing with a bird: Improvisational music therapy with a blind four-year-old. In Bruscia, K., Case studies in music therapy (17-27). Gilsum, NH: Barcelona Publishers.

「社会的交流としての即興演奏」
(Chapter9 Improvisation as Social interaction, or Getting into the “Groove” of Music Therapy)Ruud, E. (1998). Music therapy: Improvisation, communication, and culture. In. Gilsum, NH: Barcelona Publishers.




ケーススタディでは読まなかったけど、ノードフ・ロビンスの創造的音楽療法は、日本でも有名みたいだね。
(学会でノードフロビンス用の楽譜がけっこう売れてた!)

社会的に決められた"ふつう"に沿おうとするのではなくて、ユニークでかけがえのない、その人のなかに元々備わっているものに即興演奏でアクセスして、引き出して、個々の可能性を引き出していく(p.466)っていうものらしい。セラピスト自体が本当に懐が深くて、人をmindfulにいろんな角度から見ようとしないと、きっとできないね。すごい分野だ!

Davis, B. W., Gfeller, E. K., & Thaut, H. M. (2008). An introduction to music therapy: Theory and practice. Silver Spring, MD: American Music Therapy Association, Inc.



きっと他にもいろんな療法としての即興演奏の使い方があるんだろうなーっ

世界は広いよーーーー



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Author:きーこしょ
Marylhurst大学,音楽学部音楽療法学科にて4年間のコースワークを修了。現在、有限会社Earthtones Music Therapy Serviceにて音楽療法インターン中。

将来的に脳科学に根拠をもとめた音楽療法を専門としたいと思って、アメリカの4年制大学に留学し音楽療法を専攻しています。

このブログでは、実習の様子や、授業の内容など、アメリカでの音楽療法士育成の現場を、生徒の目線から、留学生の目線から、お伝えしていきます。

このブログが音楽療法に興味のある方、留学を考えている方などのお役に立てれば光栄です。

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