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ショパンのBallad No.2

Posted by きーこしょ on 14.2013 その他の授業   0 comments   0 trackback
今朝、音楽史のファイナルペーパーを提出して、今学期の音楽史のワークは全て終了!

この前のプロフィシエンシーにも通ったし、今学期のクラスのほうはたぶんA取れそうだし、がんばったがんばった!
ということで、1年取ってきた音楽史とはこれで終わりです~ 


嬉しいような悲しいような。

読み物多いし、日本語での基礎知識の貯金もないから、結構苦労したけど、なんとかやりくりしつつ勉強してきました。


でも、人間の業である音楽の歴史に惚れた!!
特にロマン派以降は、音楽に人間性っていうものが出てきて、so tasty~

特に今学期はロマン派を中心に勉強したので、文学とかに基づいてその内容を音楽で語っていく標題音楽のなかで、音楽以外のものがどうふうに音楽として表現されてるのかを見るのが、特に興味深かったな。ベルリオーズの幻想交響曲とか、音楽聞いてるだけで物語が頭のなかで再生されて、「あ!今魔女出てきた!」とかはっきりわかっちゃうもんね。


ロマン派以前も、プロフィシエンシーの勉強のために、去年あまりちゃんと勉強できなかった中世の多声音楽を中心に勉強し直して、これまたtasty~


マショーとか有名みたいだけど、スペインのヴィクトリアもいい!!半音の動きで背筋がぞぞってする。



ロマン派と言えば、ショパンはロマン派の作曲家として有名だけど、彼の作品はロマン派らしく、いろんな感情とか概念を想起させるのに、「ワルツ何番何調」みたいに味気ないタイトルだなーと、数年前ショパンのエチュードやバラードを弾いたとき不思議に思ってました。いくつか勝手についた名前はあるけどね。

なんかショパンは、題名つけることでリスナーの想像力を限るより、音楽そのものからのインスピレーションを大事にしたかったらしいよ。

これを誰が名づけたかはわからいなけど、(もしかしてショパンが名づけたのかな?)、これを「海」って言われたら、そういうふうにしか思えなくなっちゃうもんね。感情のうねりかもしれないし。他のなんかかもしれないし。




でも昔弾いたバラード2番は、そんな感じがどうしてもしないんだよねーっ



構成はシンプルだけど、セクションごとの性格とか、その間のトランジションとかが、複数の時制や感情を示唆しているようで、物語性があって、どうしても何かストーリーが背後にある気がしてならない。

昔あった牧歌的な平和な村に、突然悲劇が訪れて、村も人もなくなってしまって、それを体験して今も生きてる語り部みたいな人が、自分の感情を抑えられずにたまにフラッシュバックとかも経験しながらも、はっと現実に戻ったりしながらも、誰かに語る...みたいなね。勝手な妄想だけどさ。

なんかひとつの感情とかを想起するというよりも、はっきり順序だったお話を描写しているような、このバラード...


うーむ.... と今学期ロマン派を中心に勉強して、改めて不思議に思いました。

ってことで、それをファイナルペーパーのトピックにしてリサーチしました



調べてみてびっくら驚き!

このバラードは、ショパンからシューマンに献呈されてるんだけど、実は、シューマンが「ショパンがなんか誰かの詩を参考にしたらしいよー」みたいなコメントを新聞にしてたらしくて(Bellman, 2010)、
やっぱりなんか音楽以外の元ネタがあるらしい!

はっきりした結論は未だ出てないみたいだけど、国家を意識して作曲をしてたショパンなので、たぶん交流のあった同じポーランド出身の詩人のお話を参考にしたんじゃないかと言われてるそうです(Zakrewska, 1990)。

これじゃないかって言われる詩も、見つけることができてなんとなく理解できて、そこまで自分の解釈に合致しないんだけど、まぁこれがベースになってもおかしくないかなーって感じ。


途中、ポーランド語の詩の英語訳が見つからなかったり、翻訳機能でも全然理解できないし、心が折れそうになったりしたけど、(グーグルトランスレイションさんの仕事ぶりには絶望させられました....まぁ詩だから翻訳は難しいのかな)、

数年前に疑問に思ったことが解決されてすっきり!



こういった音楽を作ってきた作曲家たちも、あらゆる感情を体験する人間。そして、それを現代で聞いてて、音楽療法という分野を思いついた私たちも人間!

こういう気持ちはこういう音楽で表現し得るかもしれないっていう、音楽療法の基礎の基礎を、音楽史は教えてくれるのかなと思いました。


Bellman, D. J. (2010). Chopin’s polish ballade: Op.38 as narrative of national martyrdom. New York, NY: Oxford Unviersity Press, Inc.

Zakrewska, D. (1990). Alienation and powerlessness: Adam Mickiewicz’s “Ballady” and Chopin’s balldes. Polish Music Journal, 2. Retrieved from http://www.usc.edu/dept/polish_music/PMJ/issue/2.1.99/zakrzewska.html#back7



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きーこしょ

Author:きーこしょ
Marylhurst大学,音楽学部音楽療法学科にて4年間のコースワークを修了。現在、有限会社Earthtones Music Therapy Serviceにて音楽療法インターン中。

将来的に脳科学に根拠をもとめた音楽療法を専門としたいと思って、アメリカの4年制大学に留学し音楽療法を専攻しています。

このブログでは、実習の様子や、授業の内容など、アメリカでの音楽療法士育成の現場を、生徒の目線から、留学生の目線から、お伝えしていきます。

このブログが音楽療法に興味のある方、留学を考えている方などのお役に立てれば光栄です。

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