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識字障害の脳の再配線

Posted by きーこしょ on 24.2011 その他   0 comments   0 trackback
「脳」を変える「心」「脳」を変える「心」
シャロン・ペグリー 著 / 茂 木健一郎 訳

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に、特に興味のある識字障害の訓練について書いてあったので、記事にしますっ

学習障害は
狭義だと(DSM-Ⅳ)、「読み 書き 計算」
広義だと(文科省)、「読み 書き 計算 話す 聞く 推論」に困難が生じることを言います。

自閉症に次いで、まぁ知られてきた障害ではあったけど、日本語の言語の特性(表意文字と表音文字を同時に使う)もあってか、詳細な実態は不明です。

アルファベットの使用国では、(こちらもいろんな数字が出されていますが)人口の7~8%に読字障害があるんじゃないかと言われています。


読字障害は、とくに、「目で見た文字(単語)を、正確に発音できない」ことが多く見られて、phonemic awareness(音の要素を正しく発音する力)に原因があるのではなおいかと、前々から言われてきました。

(一部、「脳科学と発達障害―ここまでわかったそのメカニズム」 榊原洋一 著を参照)



この「見た文字を正しく発音できない」のは、文字を表している音が、せいかくに聞き取れないために生じる問題なのではないかと、神経科学者のパウラ・タラルさんは考えました。

識字障害をもつ人のなかには、とくに、
b(びー) p(ぴー) d(でぃー) g(じー)
を区別するのが苦手で、bay(「入り江」)と、day(「日」)を取り違えてしまったります。

これは、b・p・d・gの音素が発音される時間が、とても短いことに起因してると考えられます。
bayやdayも、bやdの音を唇で作ってる時間って、ごく最初の瞬間だけだよね。あとは、「エ」という母音が聞こえてきてしまう。(p.157)


そこで、識字障害を持つ子どもたちに聞き取りにくいとされる、最初の子音の音素を、わざと長引かせた音を繰り返し聞いてもらったら、症状が改善するんじゃないかと考え、ゲームをしながら訓練ができるソフトを作って、子どもたちに試してもらいました。

すると、結果はめざましく、20~40時間の訓練で、識字障害のない子どもと同じくらいに、通常の速度で発音される音素を正しく識別できるようになりました。
ただ、これは、識字障害をもつ子ども全員に有効ではなくて、音素の処理に原因がある識字障害のみに有効だとされています。(p.159)


タラルさんは、ちゃんと科学的根拠も示してくれています。
このめざましい結果の裏で、子どもたちの脳には何が起きたんだろう??


識字障害の子どもたちは、通常の識字力をもつ子どもに比べて、明らかに脳の2つの領域が活発に動いていませんでした。それは、文字郡の発音の関連を司る場所と、もうひとつは単語の処理を司るところです。

先のゲームを通して訓練した子どもたちは、訓練を受けるまえには脳が反応できなかった音素に対して、しっかりと言語野が活動するようになっていたのです。
訓練を通して脳みそが、再配線されたってことだね。

少なくとも部分的には、識字障害も、行動療法によって改善できるということだ(p.161)


この訓練プログラムによって、2005年までに約70万人の子どもが、識字力を向上させることができたそうです。
Great Jobですよ、タラルさん


あー アメリカの言語聴覚士さんのお仕事現場を、一度見学してみたいものですよ!!!

日本の言語聴覚士さんは、一度見学したことあるけど、あのときと今とでは、全く違った感動をもらえるはずっ

やっぱり、言語聴覚訓練は、あこがれる仕事だ





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きーこしょ

Author:きーこしょ
Marylhurst大学,音楽学部音楽療法学科にて4年間のコースワークを修了。現在、有限会社Earthtones Music Therapy Serviceにて音楽療法インターン中。

将来的に脳科学に根拠をもとめた音楽療法を専門としたいと思って、アメリカの4年制大学に留学し音楽療法を専攻しています。

このブログでは、実習の様子や、授業の内容など、アメリカでの音楽療法士育成の現場を、生徒の目線から、留学生の目線から、お伝えしていきます。

このブログが音楽療法に興味のある方、留学を考えている方などのお役に立てれば光栄です。

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