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実習1年目のまとめ

Posted by きーこしょ on 18.2011 実習 セミナー・セッション   0 comments   0 trackback
最近、個人的な雑記ばかりだったので、授業のリポートしないとなー
ということで、今学期で実習1年目が終わったので、そのリポートをしつつ、実習について紹介させてください


Marylhurstでの実習は、9タームにわたって行われます。9タームの実習は、1年に3タームこなすとして、基本的には3年に分けて行われます。
ただ、音楽学士・修士を持っている人などは、音楽療法学士取得に必要なクラスを2年近くでとり終えてしまうので、夏学期中に実習をしたり、1学期に実習を2つ取ったりして、原則3年かかる実習を2年で終わらせることも可能です。


「実習」には、実際に音楽療法セッションに参加する時間と、「セミナー」という授業が含まれます。セミナーでは、自分の実習の感想や心配事などをクラス全体で話し合ったり、あと、学期を通してひとつのテーマを学んでいきます。



1ターム目のテーマは、倫理と「音楽療法とは?」ということについて学びました。

セミナーで教授が繰り返し言っていたのは、音楽療法は、systematicということです。
セッションを行う上で、音楽療法士が従う一般的なプロセスがあります。
(参照:AMTA Standards of Clinical Practice

1)Reference
…お医者さんや担任の先生からの紹介

2)Assessment
…クライアントに音楽療法は有益か?有益なら、音楽療法セッションを組み立てるのに必要な情報(クライアントの診断、何が得意か、どんな障害があるかなど)を集める。

3)Planning
…アセスメントで得た情報をもとに、セッションの目的・目標や、セッション内容を計画する。

4)Implementation
…計画したセッションを実行する

5)Re-assessment
…実行したセッションがほんとに有益だったかどうか確かめる


クライアントやセッションが行われるセッティングによって、プロセスに違いはありますが、基本的にこのプロセスをぐるぐるとまわりながら音楽療法は行われていきます。
音楽療法は、今日はこんな感じで行ってみよう~♪ という偶然性・恣意的ものではないのです。

1ターム目では、セッションを見学するとともに、倫理や上のような音楽療法の大原則を勉強しました。
実際のところ、この学期を終えて、音楽療法が自分の思っていたものと違うことに気づいて、音楽療法学科をやめていく人もいます。



2ターム目は、実のところ、1年以上前のことなのであまり覚えてないんだけど、たぶん「観察」でした笑。

上にあるプロセスの、2)アセスメントの前準備みたいなもので、クライアントに関する情報の集め方を勉強しました。
"Domain"と言って、身体、感覚、認知、感情、コミュニケーション、音楽、信仰などなど…様々な領域・角度からクライアントを観察するというものでした。

セミナーでDomainについて勉強したあと、実際にセッション中に一人のクライアントを選んで、そのクライアントの身体的障害、コミュニケーションの仕方、音楽の好み、信仰している宗教などを観察する練習をしました。



そして、今学期3ターム目のでは、「アセスメント」がテーマでした。

2タームで勉強した観察は、クライアントを深く理解することが目的で、アセスメントの下準備のようなものでした。
今学期のアセスメントは、セッションを組み立てるために必要な情報を集めるために、より緻密にクライアントを観察するように計画されます。

クライアントの上半身のコーディネーション(協調)はどのくらいか、
Auditory discrimination(聴覚弁別…音だけで位置を判断する)はどうか、
Verbalization(言語化…思っていることを言葉にする)の頻度、
8分音符を太鼓で叩けるか、
ピッチに合わせて歌が歌えるか、

などなど…
2ターム目で勉強した「観察」よりも、ずーーっと詳細な項目を用意して、セッション中に評価していきます。


クライアントにとって有益になるようなセッションを組み立てるためには、まず、本当に必要な情報をくみ取れるようなアセスメントが必要!!
とわかったけれど、2ターム目の「観察」と違って、アセスメントはかなーり難しかった!

今学期も、アセスメントの前に観察はしたので、だいたいどこの領域を評価すればいいのかはわかっていたけど、「どう」評価すればいいのかがまったくわからない。

例えば、あるクライアントが知覚・認知能力に少し障害があるとしても、それをどういうやり方でどう評価すればいいか全くわからなかった。


でも、アセスメント方法について書いた論文もあるし、こんなガイドブックみたいなのもあるし、

Models of Music Therapy Intervention in School SettingsModels of Music Therapy Intervention in School Settings
(1996/07/31)
Mary S., Ph.D. Adamek、 他

商品詳細を見る


こういうものを参考にしてみると、認知能力にも
sequencing attention
auditory discrimination
などなど…いろいろな測り方があるってことを教えてもらえて、なんとか自作のテンプレートを使ってアセスメントにこぎつけました。


だけど、次にたいへんだったのは、セッションをリードしながら、アセスメントをするということ!!

今回はクライアントのなかの一人をアセスメントする練習だったので、グループ全体を見渡しながらセッションをしつつ、一人のクライアントの動作や話したことを観察する…

脳のキャパをはるかに超えましたwww


こんなことが本当にできる日が来るのかな笑、と途方にくれましたが、まぁきっと来るでしょう笑。



ということで、1年目の実習が終わりました。

今年の秋学期から始まる2年目の実習では、セッションをリードする割合も増えてくるし、セッションプランの立て方について深く勉強していくみたいです。

まぁ、なんとかこなしていこうー



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きーこしょ

Author:きーこしょ
Marylhurst大学,音楽学部音楽療法学科にて4年間のコースワークを修了。現在、有限会社Earthtones Music Therapy Serviceにて音楽療法インターン中。

将来的に脳科学に根拠をもとめた音楽療法を専門としたいと思って、アメリカの4年制大学に留学し音楽療法を専攻しています。

このブログでは、実習の様子や、授業の内容など、アメリカでの音楽療法士育成の現場を、生徒の目線から、留学生の目線から、お伝えしていきます。

このブログが音楽療法に興味のある方、留学を考えている方などのお役に立てれば光栄です。

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