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音楽療法士の音楽

Posted by きーこしょ on 26.2011 その他   0 comments   0 trackback

数日前、Marylhurstでギターを教えてくれてるPeter Zisa先生と、音楽療法士の音楽的スキルのことや、演奏に関する哲学まで、1時間以上立ち話をする機会がありました


演奏家や、私たち学生がレッスンのなかで、すでに作曲された曲を練習して弾けるようになって「表現」するという作業は、曲中のメロディーや和音など様々な要素を手掛かりにして、作曲者が見たものや、経験した感情を探るという側面がある。

作曲者の感情を、作曲者ではない演奏者が表現するということにおいて、スキルも十分必要だけど、作曲者と同じ空気を吸ったり、同じ感情を経験していないと、作曲者の感情を「re-produce」することはできない。
そういう点で、表現活動ってほんとに難しいものです。

だけど、ベートーヴェンが、「あのとき、こんなことがあって、私はこんな気持ちになって、こんな風にも思って、結果こうなってしまって…」って、いくら詳細な言葉による報告をするよりも、
彼の作曲した音楽を丹念に練習・解釈していくほうが、もしかしたら言語的情報よりも詳細で鮮やかな彼の気持ちにアクセスすることができるかもしれない。

音楽ってそういうもの~



音楽療法には、そういう音楽の特性を生かした分野もある。

忘れ去られていた記憶や、閉じ込めてしまった感情を、言葉で表現するのも有効だけど、それが難しい場合に音楽をツールとして、自分でも気づかなかった記憶や感情にアクセスして表現できてしまうことがある。

ドラム(コンガやジャンベなどの太鼓類)を使ったトラウマを持つクライアントのためのセッションや、詳しくは分からないけどGIMという分野の音楽療法も、音楽の持つ、私たちが見た情景・感情・体験を表現できてしまう特性を、利用したものです。



Peterが強調してたのは、そういう音楽を取り扱う音楽療法士には、願わくば、どんな感情も音楽で扱える表現できるような十分なスキルが備わっていてほしいということでした。

Peterは、音楽療法学科生に集団でギターを教えてるんだけど、その授業では、基本的なストラムやスケールに加えて、ボサノヴァ・カントリー・ロックなどなど、いくつかのジャンルの基本的なことも教えてくれました。これは、上のような思いがあってのことだったみたい。



私は去年、専攻楽器の最終試験も通って、「もう(卒業するためには)ピアノは必要ないから~」と思って、日本に帰って以来ずっとレッスンは取っていなかったし、ほんとはEugen Ciceroみたいなスキルがあればなーと憧れることもあったけど、一人でジャズを勉強しようとすると自分のだっさーぃジャズにうんざりするし笑、そんなこんなで1年近くピアノとは疎遠になっておりました。

どこかでまだパフォーマンスとしての音楽を勉強し続けたいなっていう思いはあったけど、レッスンもとってないし、そういう気持ちは抑えて、それに十分に弾く時間もないし、「ピアノは置いておいて、音楽療法に集中しよう」って自分に言い聞かせてました。

音楽療法で必要になる音楽って、歩行訓練のための「リズム」とか、クライアントが簡単に即興できるようなペンタトニックスケールとか、かなり限定されてるものだから、私のなかでは、音楽療法で必要になる音楽と、今まで専攻楽器としてパフォーマンスとして勉強してきた音楽って、いつの間にか別物で、直結していないように感じてたんだよね。

だから、音楽療法に集中するということは、パフォーマンスとしての音楽をしないということになってました。




だけど、

音楽療法士を目指す・である限り、

パフォーマンスとしての音楽とか、療法としての音楽とか固いこと言わずに、
音楽にもっと素直にひたむきに向かいっていいのかなーと、Peterと話してて思いました。


今まで勉強したモーツァルトやショパン、ベートーヴェンの音楽も、
Lalo Schirfrinみたいな、太陽がかんかんに照ってるような夏を表現できちゃうジャズも、
TangoやDanzonみたいな、哀愁や葛藤を描ける音楽も、
ドビュッシーやBill Evansが描く幻想的な音楽も…

夢はでっかく!! 
いろんな音楽の引き出しを持って感情に直結するよな音楽をも奏でられる音楽療法士になれればいいなー


自分のせまーぃ想像力で音楽療法士の可能性を狭めることなく、好きなものは好き!なんだから音楽を音楽として勉強していけば、ちょっとずつの進歩でも、私の音楽療法の幅は広がるにちがいなーぃ


ということで、今学期からちょくちょくレッスンをとることにしましたっ

うはーっ 




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きーこしょ

Author:きーこしょ
Marylhurst大学,音楽学部音楽療法学科にて4年間のコースワークを修了。現在、有限会社Earthtones Music Therapy Serviceにて音楽療法インターン中。

将来的に脳科学に根拠をもとめた音楽療法を専門としたいと思って、アメリカの4年制大学に留学し音楽療法を専攻しています。

このブログでは、実習の様子や、授業の内容など、アメリカでの音楽療法士育成の現場を、生徒の目線から、留学生の目線から、お伝えしていきます。

このブログが音楽療法に興味のある方、留学を考えている方などのお役に立てれば光栄です。

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